”窮鼠猫を噛む”

 否応なく、猫を噛まなければならない状況に、追い込まれてしまっている。
いや、ハイエナを噛むと言った方が正しい。
 
2年半前、ここ単車屋の店の真ん前で、よそ見運転の車に跳ねられてしまった。
バイクの配達前で、バイクを道路の左端に出した所、Fフェンダーに汚れを発見した。
右手で汚れに触った瞬間、ドンと大きな音と衝撃が身体に走って、その場で2~3回転したように思う。
左腰に車が直接ぶち当たったのだ。 腰に当たったバンパーは弾け、肩に当たったミラーは割れて、10mぐらい下まで辺りに飛び散っていた。 3~40m先まで走ってようやく止まった車は、運転手が降りてきて
 「何に当たりました?」

事故からもう2年半を越え治療は続けているが、傷めた腰は良くならない。
車屋のお客からすれば、一見何事も無く仕事をし、普通に生活してるように見えてるはずだが、重いバイクを触るのは要となる腰が痛むので、相当に困難。 唯一無二だったOFFはまったく走れないし、ONでさえ長距離を走るとその後の3~4日後まで、痛みが倍増してしまう。 酷いぎっくり腰かのように痛むが、修理修理と忙しいので、仕方無く、働き動き回っている。 夕方にはその痛みから、疲れ痺れが限界を超え、6時以降に来る人には愛想笑いも出来ない。 何の用事も無く来た人には、喋る気力は残されて無いから、商売人としては失格の無愛想の極みでの応対。 現在夜は8~9時まで頑張っているが、作業能力の低下と治療時間もあり、トータルでは事故前までの能力の半分以下。 事故前は深夜11~12時まで作業し、余裕で二人分ぐらいの仕事をこなしていたのに、、、。
 
この2年半と言うもの、もちろん良いお医者さんもおられるのだが、数々の医療機関の闇に翻弄されている。
最初の病院は酷かった、、、、、痛みはぜんぜん取れてないのに、半年で事故としての治療を、強制的に打ち切られてしまった。 そこからはずっ~~~と自費での治療。 1年がたった時点で腰はまだまだ痛むと言うのに、信じられない事に院長から ”もう来るな” だ。  ”保険会社とはこれからも付き合いが続くが、あなたとは短い間だけだ” とも言っていた。 自賠責保険と私の財布から合わせ、100万以上を払わせ、”歳のせい” と診断し、診断書も書かずに病院を追い出した。 医師法によれば診断書の記入は義務らしいが、、、、。

それからもどこの病院へ行こうが、真摯に頼もうが「事故としての診断書」は書いてもらえないのだ。
異口同音 ”あなたはもう歳だから、これは持病だ。 持病としてしてなら治療もするし、診断書も書く、、、”
見事なまでに保険会社の顔色を伺い、完全に言いなりなのだ。(忖度?) その裏にはもちつもたれつの関係が存在してるらしい。 「事故での怪我で後遺症あり」と、もし診断書に書こうものなら、保険会社から吊し上げを喰う。(保険金を出す必要があるから)  診断書に「事故由来ではなく持病」と記載さえすれば、保険会社が甘い汁を吸わせてくれると巷ではささやかれている。
 
絶対に事故としての治療と言うと診てくれないし、「事故による後遺症の診断書」はどの病院も鉄壁に書かないよう固めているようだ。 先日診てもらった大病院での鮮明なMRI画像では、素人の私が見ても損傷個所が分かる。 百歩下がって ”加齢による損傷ないし、持病の可能性あり” と書いてもらっても良いと言っても、それでも私の思う診断書は書いてもらえない。 まあこのような状況下で診断書を書いてもらっても、”加齢による持病”としか書いてはくれないだろう。  「大病院、、、お前もか、、、」

そこの大病院の医師によると「ブロック注射」により、しばらく痛みは消す事が出来るそうだ。 この治療はリスクもあるし、痛みを一時的に収めるだけとの事。 
そうなると今もやっている湿布しかないが、夏場にボロボロにかぶれてしまうので、これからの時期はまた使えなくなる。 鎮痛剤のロキソニンを処方されるが、続けて服用していると体調が著しく悪くなってくる。 現在も通院して施術してもらっているのが、低周波の治療。 マイクロウエーブ低周波をかけてもらい、痛みをしばし和らげてもらうしか方法は無いようだ。 痛みをかかえた状況での仕事と生活。
 
 
大鍋で煮られ、そこから這い出ないように、医師が棒でつついている地獄絵図。 後ろで閻魔大王が笑っている、、、、、  助けてくれると思っていた人が、鬼だとは、、、

私 ”MRI画像に映る腰椎が白くなってるようですが、これは何ですか?”
医師 ”歳のせいで白くなってる。骨折とかは無い”
私 ”腰椎との隙間が狭いんですが、、、、、”
医師 ”歳のせいだし事故由来だとは言えない”
私 ”軟骨成分を注入するような治療方法でも無いですか?” と聞くと。
医師 ”無い。もし治療方法が見つかればノーベル賞物だ”  
”もし診断書が書いて欲しいのなら、その診断書を提出する先の、担当者をここへ来させなさい”   
*私は保険会社の事だと受け取った。 保険会社とあからさまに言うのははばかったようだ。

私 ”東京の弁護士事務所になります” と言うと
医師 ”東京から来させなさい”  *診断書を書くのになぜ保険会社や、弁護士が必要なのか不思議に思った。
医師 ”広島にも支店はあるだろうから、そこから来させなさい。 直接会って打ち合わせをする”
*どうもこの先生は、患者に診断書を書くだけなのに、「担当者」と直接交渉したがっているようだ
さて何を交渉するのか、、、、、薄々分かっていてもおぞましくて、まだここには書けません。
今は書けませんが、将来書かざるをえない時が来るかもしれません。

●大病院の院長先生へ:
 二度お願いしてますが、会ってのお話はしてもらえないようですね。 私のMRI画像、COROT2を精査して下さい。 腰椎は白く、隙間は狭く、上下がデコボコしてるように見えませんか?

”医の道は仁” この言葉を信じていたい、、、、、、、


6月29日、30日。 院長に会わせてもらうのと、「弁護士と打ち合わせ」の必要性がどこにあるのかを、事務局に尋ねていました。 回答はなかなか返らず、7月3日になってようやく電話がありました。
その回答はやはりモゴモゴと歯切れが悪く、”診断書をちゃんと書きたかったそうです” とか何とか、、、。
明快な答えは思いつかなかったようだ。 ”弁護士無しで診断書は作りますので、正式に申請して下さい”との事。 
私:”この状況であの担当医に書いてもらうのは無理だから、院長に診断書を書いてもらって下さい”と言うと、
事務員:”院長は専門外なのでそれは出来ません”
私:整形外科医達の意見を聞いて、それをまとめて院長に書いてもらったらどうですか?
事務員:分かりました。
 
 
 








 
 
 
 *私はクレーマーではありません。 
*保険会社、弁護士、医師と込み入った話をする時は、録音しておいた方が良いですね。
*これを読まれた方の中に、治療に来るなら診断書ぐらい書いてやるよ、、、、と言われるお医師さんはおられませんか、、、、。  まあこんな状況を公開してると、怖がられるだろな、、、、、。
*10年ぐらい前「保険会社の保険金不払い事件」がどんどん明るみに出て、ウミは出切っていたとばかり思っていましたが、こんなドス黒い、根深い構図でしたか、、、、 私がここで踏ん張ってもし良き判例を作れると、それが抑止力となってこの様に悲惨な被害者を、減らす事が出来るのではないかとも考えます。 同病の方も大勢、同じような状況で困ってるはずなので、頑張らねば、、、、。
*上からは、保険会社から整形外科へ流れる○を解明し、絶ってもらわねば。
*不誠実な整形外科医は、マスコミ等に取り上げてもらって、ペナルティを受けてもらわねば。
 *車で入っている任意保険に「弁護士特約」を付けてますが、月200円ぐらいで入れます。 これに入っていると私のような場合の、歩行者であっても弁護士が無料で使えます。これには非常に助かっています。
*広島から応援に駆けつけてくれた、NIKUさんありがとうございます。がんばります。
*すみません。商売上絶対書いてはいけない事をこうして書いています。言いたくない事を言っています。
*親族へ:これから先、もし私の身に不慮の事故とかがあったら、記録している治療状況ファイルを全て公表し、会社名、弁護士事務所名、病院名、医師名をメディアやHPに公開して欲しい。
 記録、保存の為、紙でのプリントも用意しています。